• グループ内で問題が起きると批判するだけで、自分の責任をとらず、一緒に働くことを放棄してしまう。
• グループ生活の中での問題点にばかり焦点をあわせ、解決策を探そうとしないで怒りっぽく皮肉っぽい態度を取りつづけている。
• 二人の間の願望や要求が異なりすぎて、どうやって一致させればいいかわからない。
• 家庭生活に調和を期待するのは無理だと思っている。
• 無能でぼんくらである、と自分を見下げて評価する。

共同体の理想像の実現に向けて、各々の責任を全うする為に融和と協調と知恵のエッセンスです。
人と人との間で共同で働くときに発生する問題点に対し、高い視点でとらえどのように取り組めば良いかを明瞭に見極めることができるようになり、協調の精神と賢さ、忍耐力で対処して、個人的にも全体的にも満足のいく解決策をさがすようになります。
そうなると楽観的な気持ちが生まれて、エゴや嘘など破壊的要因があったとしても、それらを建設的に処理して健全な方向に成長を促します。

誰も皆、その人にしかない特別の能力を持っており、又その人固有な、問題をも抱えています。それらの異なる人々の特性を取りまとめて、共通の目的に対して一緒に活動することは大変なチャレンジです。
人々が、個々のニーズを忘れることなく、目の前にある共通の目標を掲げている時にはそのチャレンジへの道があります。
個人的な障害や困難を乗り越えて、他の人を献身的に手助けすることによって、グループ全体が向上して、本当の意味での和合の意識がもたらされます。
それにより、共通目標の達成が可能となり、共同体での、日々の体験を楽しむ事が出来るようになるのです。